
もう「苦しい」と感じることはほとんどなくなったし、 自分の魂の生き方にだいぶ近づいてきたのも感じている。
もう「苦しい」と感じることはほとんどなくなったし、 自分の魂の生き方にだいぶ近づいてきたのも感じている。
だけど、ふとした出来事で「まだこんなものがあったのか」と気づく。
想像以上にダメージを受ける自分がいて驚くことはある。
もう怖がる必要なんてないとわかっているのに、
軽くなっても、軽くなりきれない。
信頼しているけど、どこかまだ信頼しきれていない。
そんな自分を感じることはある。
そんな自分も、今は受け入れていくことが出来る。 いらなくなった荷物を降ろしていくたび、自分の魂に近づいていくのがわかる。大きな気づきがあったときには、「あ、これでいいんだな」と、すべてから解放されて自由な感覚になったり。
どんどん軽く、自由になっていくのを感じている。 これからさらに広がっていく自分がわかるし、そんな自分にワクワクしている。
そりゃ、ふと思うことはある。
少しずつ薄れてはいるけど、ネガティブな感覚は、完全になくなることなどないのだろうか?
どんなにクリアな状態になっても、やっぱりどこかでは出てくるものなんだろうか。
私たちの経験する感情は、 怒り、悲しみ、さみしさ、嫉妬、焦り・・・など、様々なものがあります。
すべての感情はひとつの「根っこ」につながっています。 実はどんな感情もこの「根っこ」から生まれたもののバリエーションにすぎないのです。
「根っこ」がなくならない限り、ネガティブな感情はまた生まれてしまいます。
自分の深くを見つめていくと、 「これが根っこだな」というところが、なんとなく見えてきますね。まるで前世から持っているんじゃないかと思うほど根強かったり、もうずっとここに取り組んでいるんじゃないかと思えるほどに「大モノ」に見える、これ。
ですが、実はまだ先があります。
本当の根っこは、そのさらに先にあるのです。
ですが、この「根っこ」・・・
やっかいなことに、深い内観を通してもなかなかたどり着くことが出来ません。 感情や思い込み(言葉・概念・価値観)のように形をつかむことが難しいのです。
実は「根っこ」というのは、身体の感覚を伴った「体感」なのです。
さらに言うと、これは「恐れの感覚」と言うことができます。
すべての感情の下にあるのは、この「恐れの感覚」なのです。
感情ですらない、言葉ですらないのです。
だから、今までつかむことできなかったのです。
でも・・・これじゃあますます癒しを終える・・・根っこを断つなんて出来ないのでは?
もちろん、1ステップで出来るとは言いません。
1. 根っこを捉える
2. 根っこから離れていく
3. 根っこのない世界を体験する
4. 繰り返す
5. 根っこがなくなる
この5ステップです。
まず、この捉えるのが難しい「体感」を捉えられるようにするために、 内観して体感を濃くしていきます。
自分の深くにある恐れを見つめていく、かなり深めの内観です。
「自分の深くを見つめるのは、よくやっているよ?」と感じるかもしれませんが、 普通の内観と大きく違う点があります。
普段の内観では「自分はこんなことを感じていたんだ」「こんな信念をもっていたんだ」というのに気づいていくために内観をします。 ですが、このメソッドでの内観の目的は、無意識になっている体感を「捉えるため」「濃くするため」に行うのです。 「原因を発見するため」ではありません。
この内観では感情や思い込みの原因を探さないのです。
ここがポイントです。
体感を捉える、濃くするため「だけ」に内観を行うのです。
なぜなら、このメソッドでは、 見つけたその「体感」に対しても、 「癒したり」「解放したり」「書き換えたり」・・・しないからです。体感を「捉えて」も、こちらからその体感に対して働きかけることはしません。
見つけたそれには「なにも」しないのです。
とはいえ・・・黙ってそれを「見ているだけ」「抜けていくのを待つ」のでもないのです。 「すること」はあるのです。
見つけたその「体感」にはなにもしませんが、あなたはそこから「抜ける」必要があるのです。
「体感が」抜けていくのを待つのではなく、「あなたが」そこから抜けるのです。
何もせず、その見つけたものを放っておいたまま、 ゆっくりと離れていきます。
癒しもしません。 新しいものに書き換えもしません。 解放するわけでも、受け入れるわけでもありません。
ただ抜けるだけです。 置いていくだけです。 その体感の「中にいる」状態から、 出て行きます。
こうして離れていき、 「恐れの感覚」のない状態へ抜けていきます。
ここで初めて「恐れの感覚」の全くない状態を経験します。 つまり「体感」が変わるということです。
そこに出ると、 意外に「恐れ」とは小さかったことに気づきます。
恐れの影響力がなくなるんです。
振り返ったとき「なんであんなに”怖い”と思っていたのだろう?」と、自分でわからなくなるほど。
ただし、この段階だけでは元に戻ってしまいます。
実は今まで、恐れの感覚にいることに慣れていたために、そこにいることで安心していたという面があるのです。
無意識に帰りたがります。
いつもの場所は慣れているから、なんとなく落ち着くのです。
だから、繰り返します。
何度もいろんなテーマで繰り返すうちに、 すべてが恐れの感覚につながっていることも、よりはっきりと見えてきます。
はっきりと見えるようになればなるほど、 恐れの感覚の影響力は失われていきます。
また、このメソッドは「抜けるまでの道」をつくるものでもあります。 自力で、何度も抜けることができるようになります。
つまり、「恐れの感覚を抜ける」・・・これを日常の中で続けていくことができるのです。
「抜け続ける」ことが出来るようになってくると、それが「日常」になっていきます。
そして、ある時にびっくりします。
ネガティブな感情が発生すること自体がなくなってしまうのです。
根っこが消えてなくなっている状態です。
今までもネガティブな感情が癒されてラクになる体験はしたかもしれません。しかしネガティブな感情が「発生することがなくなる」体験はなかったのではないでしょうか?
ワークをやり始めた段階でも、
○抜けられる方法がわかるようになる。
○穏やかさや軽やかさに満たされていくようになる。
○前に嫌だと感じていた出来事を、何とも思わなくなる。
などの変化が日常の中に起こってきます。
さらに何度も繰り返し抜けた感覚に慣れていき、抜け続けることが出来るようになってくると、生きることの苦しみがスーッと消えてなくなっているのに気づきます。小さくなったのでも少なくなったのでもなく「なくなっている」のです。「そもそも、ネガティブな感情が生まれない」とこまでいくことができます。「ネガティブな感情が”生まれない”ところまで行く。」ここがポイントです。
「癒すものがなくなる」のです。
こうして見ると、しくみはとても単純ですね。
ですが、しくみがわかったからと言ってやれるものというわけでもない・・・
理屈がわかったからといって、自分でやるのはなかなか難しいものなのです。
恐れの感覚を抜ける困難さの原因は2つあります。
ひとつめは、「恐れの体感」というものが捉えにくいものであること。
体感というのはちょっと困った性質があるのです。
毎回違う料理が載っていれば、料理のほうに意識が向きますね。 この例えで言うなら、「恐れの感覚」は「料理を載せているいつもと同じトレー」のようなもの。 まだ食器であればいつもと違う時くらいは目が行くかもしれませんが、お皿ですらないのです。 意識されないほどに私たちにとって「普通」のものなのです。
傷つく「肉体」という入れ物を持っている私たちは、危機からいち早く逃げることができるように「恐れ」という感覚を備えています。 恐れによって身を守っているのです。身を守るための機能なので、感情より、思考よりもはるかに早く作動します。「恐れの感覚」が生まれていたことを意識できることはまずないでしょう。
そしてふたつめの困難さは、
「自分の一部」に等しくなってしまっているために、「抜けよう」と思っても、なかなか抜けられないことです。
私たちが持っている「恐れの感覚」とは‐10℃の気温の中にずっといるようなもの、と言えます。
ずっとそうだったのですから、
特にどうとも感じていません。ただ、当たり前なのです。
「急に寒い風が吹いた」時には「寒い」と感じるくらいで、自分が日常的に「寒い」と感じていることに気づいていない状態です。
「あたたかい」ものを知ったとき、初めて「今まで実は寒いと感じていた」ことに気づきます。ただし、実際にまだ-10℃の中にいるのは変わっていません。まだ手足は冷たいままなのです。実は、感情を解放したとき、思い込みに気づいたときに感じる「緩んだ感じ」というのは、 その-10℃の中にいながら、ジェットヒーターの熱に当たっているような感じです。「心地よさの中にいる感覚は知った」けれども、まだ「恐れの感覚の中にいる」のは変わっていないのです。
「そもそも寒い場所にいたんだ」というのは、その「場所」を出てから気づきます。
-10℃の気温しか知らなかった人が初めて20℃の気温を体感したとき、きっと驚くでしょう。そこでは身体の感覚そのものが違うのです。 今までとは別の世界が広がっています。
「恐れの感覚」に気づくというのは気温の違う場所に行くようなもの。生まれてからずっと当たり前だった”空気のようなもの”に気づく、ということでもあるのです。それに気づくためにはまず抜けないといけませんが、かといって肉体を離れるわけにもいきませんね。つまり、どこに行けばいいのかがわからないという状態なのです。
「そもそも恐れの感覚にいることになかなか気づけない」
「抜けないと気づかないけど、どうやったら抜けられるかもわからない」
こうした2つの困難さがあるから、「恐れの感覚を抜ける」というのは難しいのです。
だからこのメソッドでは5ステップ、と言っています。
「体感を濃くして捉えやすくし」「まず抜けてみて」「そこから恐れの感覚を眺め」「それを繰り返す」ことで、やっと「抜けきる」ことが可能になる。抜けきるためのステップは、それぞれに意味があり、どれもとても大切なものです。
クリアランス・メソッドには、このすべてのステップが含まれています。
このステップを自分で繰り返せるようになるためのものが、クリアランス・メソッドなのです。
クリアランス・メソッドでは「2つの質問」を使います。
この「2つの質問」とその使い方のコツを覚えることで、「恐れの感覚をつかみ、抜ける」ことの困難も解決することができます。
また「2つの質問」というツールを使って手順を追って進んでいくということは、何度でも確実にたどり着けるということでもあります。
あとはもう、そこから抜けることを繰り返すだけです。
でも、ちょっと待って。今までしてきたことが「ヒーターの熱」・・・?確かに今まで恐れの感覚を抜けることはできてなかったかもしれないけど、自分が長い間かけて今までしてきたことは無意味だったの・・・?
もちろん、その答えは「いいえ」です。
なぜなら、このメソッドは、今まで自分に向き合い続けたあなただから出来る、「最後の」ステップだからです。
その全てが出来ている人でなければ、この作業はできないのです。
その全てが出来ていてこそ、根こそぎなくしてしまうという大きな変化を起こすことが出来るのです。
このメソッドは、 どんな自分も受け入れられるようになっている人だからこそ出来ます。 深い内観をしていくには、怖いところ、見たくないところがあっては行けないのです。 自分でワークを続けていくにも、 自分の内側を見つめていく力が必要です。 また、微細な感覚を拾っていくことも必要になってきます。 こうした内側を見つめていく力というのは、筋力のように、訓練でできるようになっていくものです。
癒しや、感情の解放、受け入れること、そうした地道な作業を続けてきたからこそのものです。
この全てを総合的に使ってこそ、癒やしは終えることができます。
だから、このメソッドは「終着点」なのです。
長い旅を続けてきたからこそたどり着ける「終わり」であり、 もう 「すぐそこ」まで来ている人への、ほんの「最後の一押し」にすぎないのです。
地道に自己の内面と向き合い、変化し続けてきたからこそ起こせる「根こそぎなくなる」という体験。メソッドを繰り返した先には今まで体験したことのないだろう全く違う世界が広がっています。このメソッドは今までの癒しの技法と似ているところも多いですが、とても画期的で新しいものです。このメソッドが生み出す結果についてさらにくわしく説明します。
抜けたあとの世界から見ると「恐れの感覚」は、過去であり、今と違うものに見えます。恐れの感覚を抜けたあと「どうしてそれを苦しい・こわいと感じていたんだっけ?」と今までの感覚が思い出せなくなることはよくあることです。
たとえるならば、掛け算を覚えるのに苦労していた自分のようなものです。苦労していた記憶はあっても、苦労の感覚は思い出せませんね。とはいえ「昔の感覚が思い出せない」 くらいまでは、みなさんも経験したことがあるかもしれません。
ですが、ここから先は、まだ経験がないと思います。恐れを持っていた時の自分が、その感覚が、自分の中の
『どこにもない』
ことが、はっきりと実感されるのです。何年ものあいだ、何度となくそれを見つめていても、ずっと残っていた感覚、自分のクセだと思えていた感覚さえ、消えてしまうのです。
まるごと「どこにもなくなる」のです。
想像できないかもしれませんが、この『どこにもない』は実際に起きていることです。
今までの感覚でいけば信じられないことかもしれませんが、ネガティブな感情の根っこがなくなると、感情を感じきって解放することも必要なくなります。インナーチャイルドでさえ消えてしまいます。インナーチャイルドのもつ痛みのひとつが、ではなく「インナーチャイルドそのもの」が、探しても見つからなくなるのです。 「癒されていない自分」が、いなくなるからです。
なにかが「足りない、欲しい、苦しい」と嘆く自分が存在していた気配さえなくなるのです。
すると、過去は意識に上らなくなってきます。「過去の自分」がいなくなると、ただ「今の自分」でいるしかないのです。過去に向き続けていた意識が、今に向けられるようになります。
すると今が変わりはじめます。
過去のパターンという鎖がなくなるのは、知らないうちに今まで身につけてきた重りから解放されることです。今を生きることが、スムーズで軽やかになっていきます。
まず感じるのが「日常の感覚が、なんだかとてもラクになった」という感覚です。仕事だったり、家事だったり、いつものことをやるときに感じていたちいさな重さや抵抗感がなくなります。「このくらい」とあまり気に留めずにいた微かなきしみがなくなることは、想像する以上に大きな変化を日常にもたらします。
また、大きく変わるのは体感覚です。ある状況でいつも反射的に起きていた緊張感が生まれなくなっていたり、体の芯深くが緩んでいるのを感じたり、ほぐれることのなかった筋肉がほぐれていたり。
今まで完全にはリラックスしたことがなかったことに、このときにはじめて気づくかもしれません。 自分の身体が、こんなにも心地よく、安心感に満ちた場所になることに、あなたは驚くでしょう。
世界の見え方も変わってきます。自分の世界から「問題」が消えていくのです。問題と思えるものを前にしても「問題がない」と知っている、ということですらなく、そもそも「問題と感じることがない」のです。心が揺れたり、乱されることもなく、ただすべてが流れるように過ぎ去っていきます。 あたたかさの中で、今あるものをありのままに見ていくことができるようになります。
でもそれは、反応しなくなり、「やろうと思うものがなくなる」ことではありません。
感覚はとても穏やかになり、感情のアップダウンもなくなりますが、これ以上なかったほどに能動的に生きていくようになることもポイントです。
特にあなたが「なにかをやりに来た魂」なら、どんどん動いていくことになるでしょう。心理的な限界が消失すると、前なら躊躇していた選択さえ抵抗がなくなり、何でも選べるようになります。すると、自分の人生を自由に、根っこから作っていくことができます。それは、この部屋の中で何をしよう、と考えていたのに、いきなり周りの壁が消えて広い世界が目の前に開けてくるような感覚です。
癒しの「終着点」は、創造という、新たなステージの始まりなのです。
恐れの感覚がなくなると創造のエネルギーはスムーズに流れるようになり、感情に注ぐのに使ってきた多大なエネルギーをすべて「創造していく」ことに向けて使えるようになります。
また行動することへの抵抗や無意識にかけていたセーブもなくなるので、動いていくことそのものもとてもラクになります。摩擦を起こしながら進んでいたものがなくなると、ほんの軽い力で今までの感覚をすっと超えられるほどに進んでいけるようになるのです。
「退屈」を怖がっていた隙間が、エネルギーで満たされていきます。 なんの制限もかけていないあなたそのもののエネルギーが、そのまま外に出て広がっていきます。そしてそれがどれだけ早いスピードで起こっても、もう取り残されることもないのです。拡大していく自分と一体になりながら進んでいけます。
創造のはじまりです。
これは、「起こったものに反応する人生」から、「生み出し、よどみなく広がり続ける人生」 へのシフトチェンジなのです。
1. 詳細確認・申し込み
メールにて初回セッション日程のすり合わせ
(初回セッションは6時間程度です)
2. 初回セッションスタート
ワークの目的や手順・ポイントについてはじめに説明します。
※30~60分程度
クリアランスメソッドは 2つの質問 を使ったシンプルなワークです。
初回セッションでは佐々木明里が問いかけ役となり、ワークはそれに答えていく形で進みます。
3. ワークに入る(前半)
前半は内側の感覚を見つめながらの地味で地道な内観です。ひとつ目の質問を使って深めていきます
一見掘り下げ系のワークに似ていますが意識を向けるところが違います
だんだんと”モト”にあるものがハッキリしてきます。
4. ワーク後半
体感がハッキリしてきたところで、もうひとつの質問を使って抜けていきます。
抜けていくことへの抵抗も丁寧に感じながら、ゆるやかに抜けていきます。
見つけた感情や思い込み、感覚に対して変えたり、解放したり、「なんとかしよう」とするわけではありません。
5. 繰り返す
初回のセッションでは4~6セット程度です。
ワークのやり方やコツを覚えます。
繰り返しているうち、ネガティブな感情を感じるしくみも見えてきます。
6. セッション後
「抜ける」ことがどういう感覚かわかってきます。
初回セッションでも大きな変化を感じることは多いです。
でも、本番はここから!
7. 自宅でセルフワーク
初回セッションでやったことを思い出しながら自分でワークに取り組みます
繰り返すことで、抜けることが簡単になってきます
8. サポートセッション
サポートセッションはスカイプor電話です。
1~2時間のセッションを必要に応じて行います。
自分でやっていて上手く行かないところの調整や、エゴの引っかけで留まってしまわないようになど、抜けきるためのサポートです。
9. 完全に抜け切る
ワークは繰り返す必要がありますし「一瞬で」とは言えませんが、とても着実な方法です。
それでも、あなたの今まで通ってきた道に比べたら、短期間過ぎるほどだと感じるでしょう。積み重ねがあっての「最後の一押し」なのです。
こんな方はご遠慮ください
・精神科・心療内科への通院歴がある・通院中である
・日常的に苦しさを感じる
・どうやって生きていけばいいか分からない
・癒してもらいたい・心地よくしてほしい
・まだ感情で楽しんでいたい
・一瞬で世界が変わるような「すごい体験」をしてみたい
肉体を持ち、感情と生きていく。
地球で生きる以上は感情や過去の痛みと向き合い続けるのかもしれないと、私はあきらめようとしてきたのかもしれません。
自分を深く見つめ癒すことを10年近く続け、ほとんど降ろせるものは降ろしたんじゃないかと思うほどに軽くなったのは実感していても、身体のなかにしこりのように残る深い悲しさを、折にふれ何度となく感じていました。その悲しみが必要のないほどに満たされている今に気づいていても、まだ悲しみを握っていたい自分。そこに感じていたのは、もどかしさかもしれません。 このページの冒頭にあるのは数ヶ月前の私が感じていたことでもあります。
いま思うに、私が一番恐れていたのは「感情をなくすこと」でした。
私は、自分の中に残る肉体がなかった世界での感覚には気づいていました。傷つけられる肉体のないその世界では、地球で言う感情のようなものはありません。ただ、穏やかさに満ちた世界です。
でも、それはあくまでも、肉体のなかった世界での感覚です。地球でそれをやってしまったら、周りの人と同じ感覚ではもう生きていられなくなる。感情をなくしてしまったら、地球にいる意味もなくなってしまうかもしれない。
「肉体のなかった世界では、人生はなんのためにあっただろう?」と思い出そうとしてみても、そこはあまりにも地球とは環境の違う世界です。思い出したところで、地球で試したらどうなるかはわかりません。
感情はもう手放してもいいかと思いながら、「やっぱり、今のところは感情を捨てないほうがいいかもしれない」と、何度もそう思い直しました。
私は決めかねていました。「感情を手放す」のか「感情を持ち続けるのか」をです。そして、手放すことも考えてみましたが、方法も分かりませんでした。
感情がない世界を知っていたからこそ、私はその狭間で揺れていたのかもしれません。
このメソッドの中心になっている2つの質問は、ある夜そんな自分を見つめながら思いついたものでした。
「人間らしさをなくしたっていいや、一回越えてみよう」という私の小さな決意をしたのとほぼ同時に、それに応えるように現れてきたものでした。
それを使ってみたのは「とりあえずやってみよう」という興味からでしたが、不思議と使い方はわかっていました。はじめの数回で深いところが変化していることを実感した私は、それから毎日、数時間ほど続けていました。自己探求好きだった私にとっては、とにかくその変化が面白かったのです。
始めて10日ほど、その2つの質問を使ったワークをやりながら、あるとき「これが、すべてのモトだ」というものに気づきました。そして「これを持ち続けている限り、私の感じ方はいつまでも変わらない」と気づき、そこを抜けてみたのです。
そしてその場所に行ったとき、それこそが「癒しきること」なのだと、理解しました。そこには、完全に今までの反応を離れた私がいたのです。
ちょうどその頃、私は「自分を癒すCD」をつくろうとしているところでした。
「でも、このCDを使い続けても癒しが終わることはない」とうすうす感じていた私は、なにかすっきりしないものを感じながら、それでもラクになっていけるのはたしかだ、と完成に向けて作業を続けていました。
だからこそ、「癒しを終えられる」ことが見えたことは、とてもうれしかったのです。
そのCDで癒しを続けた人に、癒しきるところまで提供できることがわかったからです。
私はある日突然「抜けた」のではなく、2つの質問というツールを使って段階を追って抜けました。
だから、私以外の人にもできるはずだ。この質問のはたらき方から理論的に考えてみても、いける気がする。
そうして、モニターとして協力してくれる人を募集し始めたのが2015年の8月です。
モニターになってくれる方にまず伝えていたのは、
「人間らしさをなくすくらいの覚悟はしておいてください」ということでした。
最後のカベは、少なくとも「えいやっ」という思い切りのよさがないと飛び越えられないものだと感じていたのです。
でも、それでも「やりたい」と伝えてくれた人に、私はこうも言っていました。
「なくすといっても、“怖がっている自分”がいなくなるだけなので、本当はあまり躊躇する必要はないものなんです」と。
私が最後のカベを越えられたのは、 感情のない世界にあったものは、穏やかさと、満たされたような安心感だと知っていたからだと思います。 それを頼りに、未知の世界へ飛び込んだのです。
今、私は「恐れの感覚を抜けた世界」のことを、伝えることができます。
そこは「なにひとつ恐れることもない世界である」と、伝えることができます。
なにひとつ失うわけでなく、ただ広がるだけだと、伝えられます。
「恐れ」をもたなくても、肉体を持ちながら生きていくことができます。 そしてそれは、無感覚になることとも、無機質な人生になることとも全く違うのです。
また、
「 感情をなくしたら、人生を退屈だと感じるんじゃないか?」
「人生は、地球での体験は、何のためのものになるんだろう?」
「今までの自分の感覚をなくしたら、なにもする必要性を感じなくなるだろうし、覚者や仙人のように生きることになるのではないか?」
何度か考えていたそれも、実際にそこに来てみたら違うことがわかりました。 むしろ、前に進む、動いていくようにもなるのです。やることが見えてくるのです。 (正確には、今やることをやる、と繰り返していくといつのまにかなにかが終わっているという感じです) 感情に意識が向いていたことで見えなかった「私の仕事」がたくさんあったこと、 「やっと仕事が始まる、これからなのだ」ということにも気づきました。
終着点でしたが、始まりでもあったのです。
通過していくためのものであり、留まるところではなかったのです。
そして、恐れ・・・抵抗がないとは、こんなにもラクなのかと驚きました。 どこかで進むための原動力として不安や焦りを手放せずにいましたが、それがなくても進めました。 それどころか、倍のスピードで進めることを実感したのです。
もちろん人生の中で「しなきゃ」も「それをする必要性」も、消えます。
でも「創造していこう」というエネルギーが、力強く自分の中で生まれてくるのです。
それを知ったからこそ、このセッションをやっていこうとも思ったのです。 何の抵抗も限界もなくなったとき、どれだけたくさんのことが出来るかに気づいたからです。 自分のつくる限界を超えた人が10人、20人、と増えていったとき、どれだけ世界が大きく変わるのだろうと知りたくなったのです。それを考えるとワクワクするのです。
私のこのセッションは「創造していく人のためのもの」と思っています。
だから私は、今まで、このセッションのたびに、なにかをやろうとしているからこそ来てくれただろう人々に「来てくれてありがとう」と感謝の気持ちであふれるという体験をしてきました。
私がやることは本当に本当に、ほんの少しのことなのです。 その人が何年もかけて積み重ねてきたものがあってこそだとわかるから、セッションで向かい合っているとき、その人の歩んできた道のりを感じては、尊敬の気持ちが沸いてきます。
一般のメソッドやセラピーに比べ、かなり条件は厳しくなっているとは思います。
でも、この条件がそろえば確実に大きな変化を起こすことが出来るだろうと確信があって提示したものです。
来てくださることを、お待ちしています。
佐々木 明里
・ワークを続けていけること(少しずつでもいいからできれば毎日)
・内側の微妙な感覚を拾うことができる
・一時間程度の内観は苦労なくできる
・日常において苦しみはほとんど無くなってきた
・以下に該当しない
<こんな人はご遠慮下さい>
・精神科への通院歴がある・通院中である
・日常的に苦しさを感じる
・どうやって生きていけばいいか分からない
・癒してもらいたい・心地よくしてほしい
・まだ感情で楽しんでいたい
・一瞬で世界が変わるような「すごい体験」をしてみたい
※このセッションをやるのに向かないと判断した場合、お断りすることがあります。
どこに行けばいいのかわからなければ、目的地に着くことはできません。
このメール講座を受けると「恐れの感覚を抜けたあと」の世界についてイメージできるようになります。
もちろん、クリアランスメソッドのセッションを受ける準備にもなりますし、ヒントがいっぱいなのでこれを読むだけでも変化する突破口が見えるかもしれません。
※このメール講座は無料です。
※メール内ではクリアランス・メソッドのご案内もしております。
例えば・・・
お金の問題で悩んでいるあなた
>>>「今は受けられるお金がないから・・・」とあきらめる前に、読んでみてください。
お金の問題で悩んでいる方にうれしい仕組みについてもお伝えしています。
自分に必要だろうか?と決めかねているあなた
>>>きっとこれを読めばその答えが出せるでしょう。
また、読むだけでも「自分にはまだこんなに伸びしろがあったのか!」とあらたな展望が開けるはずです。
自分はセッションを受けられる水準だろうか?とわからずにセッションを受けるのが不安なあなた
>>>「無理かも」と判断する前に、まずは読んでみましょう。
ここにあるのはあなたの「実現可能な未来像」です。その可能性を知るだけでも、あなたの変化は加速するでしょう。