前回の記事の続きのような話。

 

死ぬ瞬間の

「あっという間だったけど、幸せだった」

 

この感覚を
ちいさいころから何度も繰り返し思い出していたのは、

思い出しているときの感覚が
面白かったからでもあるんですよね。

 

「あっという間だったけど、幸せだった」

前回も書いたけど
この感覚は
私にとっては「いま」にも感じる感覚です。

「未来の感覚なのにリアルだなあ」みたいな。

 

今の(2017年の)自分と違う感覚ではあるんです。

その自分が今より人生の年輪を増やしているのもわかるし、
数十年を「まあいろいろあったなあ」と
のんびり思い返すくらい
いろいろ経験した自分なのも感じるんですけど、

その「未来の自分」も
いまの自分のように、

身体の感覚もリアルに感じられる。
ほんと、もうそれを体験したことがあるみたいな感じ。

 

一方で

実際の(2017年の)「いま」の自分の感覚だって
もちろんリアルです。

 

すると、
両方に同時に存在しているような感覚になるんですよ。

 

その両方の自分にとって
「いまの自分」は「いまの自分」であって。

未来のいま と 実際のいま の
ふたつが独立して存在しているというか。

 


いま が二つあるってことは
それぞれに 未来 と 過去 もあって。

 

 

未来の自分も、
未来の「いま」を基準にした時間の感覚をもっているから

実際の(2017年の)自分と同じように、
過去を思い出したり
今の自分の状況を考えたり
未来を想像したり(まあ死ぬってことを考えているんだけど)

するわけです。

 

そうすると
「未来の自分」の感覚から見たとき、
2017年の(実際の)自分は
「過去の自分」だとも感じるんです。

 

未来の自分にとっては
2017年の(実際の)自分は
「思い出の中の自分」で
「過去のなかで生きている自分」
で。

 

 

 

このとき過去世とか昔のことを
思い出しているときのような感覚です。

「過去の感覚なのにリアルだなあ」みたいな(笑)
2017年の自分って過去じゃなくて今なんですけど。

 

未来の自分と実際の(2017年)の自分が
それぞれにお互いを感じると
いろんな時間が重なりだして。

未来の自分はその自分が「いま」で
2017年の自分を過去だと感じるし
2017年の自分はこの自分が「いま」で
未来の自分を未来だと感じるし

 

 

未来の自分だけど今の自分で、
今の自分だけど過去の自分で・・・

 

なんかこう、
バラバラだけど重なり合う
この感じが

 

時間軸がゆらぐような、
不思議な感覚になるんです。

 

ここ(未来)にもいて、
ここ(今)にもいて、
ここ(過去)にもいる。

 

どれも「いまの感覚」が、
重なってくる。

 

未来と、今と、過去を同時に生きているような感覚。

 

なんか、
自分がぼわっと広がる感覚になるんです。

あそこ と ここ と そこ
すべてに同時に存在している感覚

 

時間 というより

空間 を感じている感覚

 

遠い記憶のように私の中にある
肉体のなかった星にいたころの感覚に
近いんだと思います。

 

複数の空間にいる
複数の存在の感覚をすべて同時に感じる

原子のひとつひとつと
銀河全体の響きあいを同時に感じる

書いてみても壮大で
実際に壮大な感じなんですけど

どうも肉体で感じるには壮大すぎる感覚のようで

煙をつかもうとするような
どうももどかしい感覚になるのだけれど

 

その
ふと見える「とても広くて大きい感じ」が
雲間に見える星空のように
見つけると嬉しくなるというか、
なんとも言えず好きなんですよねぇ(今も)

 

 

 

時間って、ふわふわしてる。

 

 

 

 

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